ネガティブ思考で人生を変える【ネガティブのメリット】
こんばんは~
今回はあまり良い意味で使われることがない”ネガティブ”という言葉ですが、そんなにネガティブは悪いことなのでしょうか?
私はネガティブはいざというときに武器になる、と考えています。
最近、ネットや本屋でもよく見かけるようになった”ポジティブ”という言葉ですが、ポジティブになろうと逆にネガティブになっていませんか?
「あの本にはこういう場面ではポジティブに考えた方がいいって書いてたけど、自分にはできない...。」と、これでは逆効果ですよね。
ポジティブ思考になりたくて学ぼうとしていたことが「~をしなければならない」と強迫観念のようになってしまい、ネガティブである自分を抑えつけて苦しめている結果に。
今まさに「自分ってネガティブだから、ポジティブにならなきゃ」「ネガティブ思考に良いことはない」と思っている方。
ネガティブって全く悪い事じゃないのです。
前置きがちょいと長くなりましたが、本題に入っていきましょう~
目次
ネガティブ思考の特徴
それでは最初にネガティブ思考な人の特徴を見てきましょう。
・自分に自信がない
・気が小さく臆病
・未来を悲観する、悪いことばかりを想像する
・疑い深い、否定から入る
・心配性
などがネガティブ思考の特徴として挙げることができます。
これを聞いただけでは悪いことに感じますが、本当に良くないことなのでしょうか。
ネガティブ思考を違う視点から見てみる・言い換えてみる
では上記で挙げたネガティブ思考を違う視点から見てみましょう。
・自信がない
➜自分の欠点をわかっている。改善点を把握している。
・気が小さく臆病
➜臆病者は本番で緊張することを分かっている。そのため事前準備を怠らない。
・未来を悲観する、悪いことばかりを想像する
➜悪いことを想像しているからこそ、危機管理能力に長けているため最悪の事態を避けることができる。
・疑い深い、否定から入る
➜安易に人や物事を信用しないためトラブルに巻き込まれにくい。
・心配性
➜問題察知能力がある。すぐに問題点に気づき情報収集をするため問題解決能力も備えている。
いかがですか?
ちょっと視点を変えただけで、ネガティブ思考のイメージが随分変わりましたね。
これだけネガティブ思考にはメリットが潜んでいたのです。
ネガティブ思考の人には”成功者”が多いわけ
ネガティブ思考の人には成功者が多いと言われています。
そして謙虚な人たちでもあると言われています。
1999年、コーネル大学のデイヴィッド・ダニングとジャスティン・クルーガーが定義した認知バイアスである「ダニング=クルーガー効果」についてお話していきます。
このダニング=クルーガー効果とは、
能力が高い人ほど自己評価が低く、能力が低い人ほど自己評価を高く見積もる心理傾向にある、と報告されています。
また、この効果を定義したデイヴィッド・ダニングとジャスティン・クルーガーによって2012年に行われた「なぜ能力の低い人間は自身を素晴らしいと思い込むのか」という調査によれば、能力の低い人間は以下のような特徴があることが分かった[4]。
- 自身の能力が不足していることを認識できない
- 自身の能力の不十分さの程度を認識できない
- 他者の能力を正確に推定できない
- その能力について実際に訓練を積んだ後であれば、自身の能力の欠如を認識できる。
自己評価が低いことで「自分の能力はまだまだ力不足だ」と自覚することで、積極的に学ぶ姿勢を持つようになり、逆に自己評価が高い人は改善の意識が低いため、自ら学ぼうとする意識が低い傾向にあります。
楽観的というのは、ときには自分に対し盲信的になっているのかもしれません。
ネガティブ思考の人に成功者が多い理由として、謙虚であり人の意見も取り入れることができる。つまり客観的に自分を見ることができる。
心配事が原動力となるので最悪の事態を想定して対策を練り、良いパフォーマンスを発揮できるというわけですね。
ネガティブ思考をありのままに受け入れること
ネガティブ思考を直すよりも、ネガティブのままでいい!と受け入れることができれば心がスーッとラクになります。
ネガティブな自分を無理矢理否定してポジティブになろうとしなくて大丈夫です。
もし心配性なあまり生活に支障をきたしているのであれば、どうやって心配事と向き合うべきか考えていった方が良いでしょう。
参考までにこちらの記事もどうぞ
まとめ
①ネガティブ思考は視点を変えればいい事に繋がる。
②ネガティブ思考の人に成功者が多い。なぜなら未来を想定し、最悪のケースを回避するため。そして人の意見を取り入れて、自分を客観視できる。
③ネガティブ思考は悪ではない。無理にポジティブになろうとするよりも、ありのまま受け入れたほうがラクになる。
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